装甲悪鬼村正………感想……………?
なんなんだ、このゲームは…?
間違いなく面白いゲーム…でしたが感想を書くのが難しすぎます。
ただこれは私がプレイした面白いゲームを紹介&感想をまとめる練習ブログ…書かねば。
装甲悪鬼村正は激アツロボット戦闘系ダークゲームです。
このゲームの紹介文にもあるように決して英雄の物語ではないのでね、これまでプレイした美少女ゲームの中では1番ダークでした。
あと成人向けゲームですが、ゲーム内でいわゆる「使える」シーンが少なすぎる…これは体験版をやれば察しがつくかと。むしろ性癖を捻じ曲げられそう。
戦闘描写は激アツ!濃厚!ストーリーはダークで真っ当な王道ものでは無いがそこがいい!エロシーンはむしろ来るなと願うことの方が多い(?)!キャラクターは魅力的というか人間的魅力!そんな感じです。
さて、ネタバレ入れて話しましょう。
何の話からしましょうか?
湊斗景明が作中1番の萌えキャラという事実を話す予定だったのですが、最初は戦闘の話からしましょう。
こういった戦闘系・ロボット系のシナリオを読むことってこれまでのオタク歴であまり無くて楽しめるか不安だったのですが、これは本当に激アツでした。必殺技がかっこいい!!!景明の使うエンチャント・エンディングもかっけ〜なのですが、敵である銀星号の使うフォーリンダウン・レイディバグが決めゼリフもそうですし、漢字表記の「天座失墜・小彗星」の文字のごとく光のように降ってくるのがかっこいい!!!!敵ながらこれが出てくると幼き頃の好きなキャラが必殺技をキメる瞬間の感情を思い出させてくれます。この技が出た時思わずパソコン脇に置いたキンブレを振ってしまうこともありました。それくらい熱い技なんですよね。銀星号が圧倒的で敵うことのない天にいる存在であるというのがこの技で示されていて好きです。
これは数多の人間が言っていることですが、戦闘描写が本当に濃い!なんなんだこの詳しい解説は…。
さてストーリーですが、私はゲームにおいて伏線に騙される人間なので当然のごとく、あんなに分かりやすく伏線があるというのにも関わらず、光が景明の娘だということに全く気が付かなかったんですよね。
最後の最後に統様から「父ではなく、兄として」と回想で言われた時にようやく気が付き「あ、あ〜〜〜〜〜〜っ!!」とね。正直あのチラチラ映る統様とのエロ画像は「おっぱいデカいなあ」しか脳に無く、その回想がくるのか!?やった!!(結局来なかったが)となっておりこの画像により統様と景明の娘が光であることを示唆している描写なのだというのは意識がなかったです。してやられました。
さて、盛大に引っかかった伏線の話は置いときましょう。
最初の英雄編と復讐編ですが、私は英雄編からやりました。
このゲームは景明の最終的な在り方についてどのように考え、足掻き、行き着いて終着するのかを見るのが面白い要素のひとつだと思っています。
だからこそこの2つだと英雄編の方が好きだなという印象です。
英雄編は景明が「武」とはなにか、正義とはなにかを自分の中で迷いに迷って輝かしい一条が主張する正義を前にしても自分を確立しているというのが好きなんですよね、一方で復讐編は香奈枝という絶対的信仰を前に判断を委ねている、信仰があるから考えなくていい(考えてはいるが突き詰めなくてもすべて香奈枝が罪悪感も死によって救ってくれる)という風に感じました。
信仰存在である女という概念が好きだし、スカートの下から物騒なものがごちゃごちゃ出てくる戦闘スタイルのが嫌いなオタクはいないので香奈枝は好きなのですが、景明自身の在り方としては英雄編が好きかな…です。
それはともかく香奈枝嬢のエンディング、ラストのセリフめちゃくちゃ好きだ…。今までのゲームで一番好きな締めの言葉です。
さらにともかく、この作品で一番好きなエロシーンは一条とのシーンです。
そして魔王編……茶々丸〜〜〜!!!!!好きだ!!!!!!!
茶々丸ルート短くないか!???たしかに逃げの選択肢で分岐だけど…!
いや一目惚れっていうのめちゃくちゃ可愛い、とにかく茶々丸が可愛い。
茶々丸エンドに行かなかった場合、対光戦が待っているのですが、最後の魔剣 善悪相殺で光を倒すという点で最大の敵である景明を殺すことにより、愛するもの守るべきものである光を殺すという…………うわ………うめえなあ………この展開はうまい………………。
そして村正と何故か生きている景明は2人で平和な田舎で静かに…という訳にも行かず。
村正を途中までプレイしたという友人にエピローグこれから見ると告げたところ、「雪車町は元気?」と言われて「あれ、そういえばこの村正ルートではどうなったっけ…まあいいか」と思ってた矢先にやりましたよ、この男。
明確に景明を敵視していて、景明が平和に暮らすことを望んでいないんですよ(この表現には語弊がある)この男は。
そして最後は景明に対して正義、敵意、復讐を問いたい人間たちが別れていく…かっこいい〜〜〜!!!!!
最後に湊斗景明の話をしましょうか。
なんなんだ、この萌えキャラは?
一番可愛いまである、あるな…。
無口で決める時は決める、人間らしさがこんな修羅の道を歩んでいるのにちゃんと残っていた点もまた良い……。
そのくせ天然なのはなんなんだ…?属性てんこもりか…?なのにエロシーンは性癖からか辱めることしか出来ない…いいじゃん??
こういった美少女ゲームは美少女と向き合っていくからこそその子の事が好きになるのですが、このゲームは一番向き合うのが主人公 湊斗景明なので湊斗景明が好きになるんですよね。
なんなんだ………。
いやマジでめちゃくちゃ考えさせられるし、味わい深い熱いゲームなのですが、私はおねショタ支援団体の一員としておねショタを奪われたことだけは怒っています。おねショタを!返せ!!一条ルートでの岡部の姫の例のシーンだけはマジで!あのハゲ!……ボロボロになってしまいました。
エロシーンの約半分はそういうものばかりなので…実用性は…ない……と評価されていそうです。
いや〜〜続きが気になるゲームだな…景明が武帝になるまでの過程が見てみたい……………。
うん?…装甲悪鬼村正 邪念編?魔王編?…なるほど。買うか。